新たな分科会設置についてのお知らせ

「木材の新たな難燃化技術に関する調査・研究」






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趣旨・概要


公共建築物木材利用促進法の施行に伴い、木材の国内需要は急速に高まり、近年、建築家も意匠上、木材を効果的に建築に取り込み、公共建築物以外のオフィスビルなどにも積極的に使われるようになってきました。
しかし、木材などの有機材料を建築で使用する場合は、常に防・耐火性能が課題となり、建築基準法に基づく試験に合格しないと使用できません。
建築基準法では他の分野に比べ高度な難燃化が要求されていますが、現在、市販されている難燃(不燃)木材に使用されている難燃剤はホウ酸系、リン酸系が主流であり、木材の難燃(不燃)化の研究が始められた当時から変化がないのが現状です。
また、これらの難燃剤は水溶性であるため、使用環境によっては溶出し、白華や防火性能の低下を引き起こす可能性が指摘されています。
そのため、これまでにも木材の新たな難燃化に関する研究がなされてきましたが、画期的な手法は見つかっていません。
本研究会では、このような課題を解決すべく、これまでになかった難燃剤の開発の可能性を調査することを目的とします。


■実施予定内容
 ・新たな木材用難燃剤の調査
 ・難燃剤の木材への浸透性評価
 ・難燃化木材の耐久性(染み出しなど)
 ・難燃化木材の燃焼性評価

■期 間
 平成28年1月1日〜平成28年12月31日
 *開催日数、数回/年
 *設置期間を1年間とし、延長可否については、運営委員会で決定する。

■構 成
・発起人;難燃材料研究会
・事務局;瀬野 武  (テクノネット社)

■募集期間
・期間:平成27年10月2日〜12月31日まで
*運営委員の判断により募集期間外での入会が可能です。

■費 用 無償、ただし、費用のかかる実験等が生じた場合は、ご相談。

これまでの行事
 2016年2月2日 分科会 第1回 を東京・御茶ノ水の連合会館にて開催
 2016年11月20日 分科会 第2回 東京。清瀬市 大林組技術研究所にて開催


本分科会にご興味のある方は
事務局E-mail(frtech.seno@dolphin.ocn.ne.jp
またはFAX(03-3231-1401)
にて連絡ください。


難燃材料研究会事務局